患者様との問診で大事な3つのこと
今回は、先に答えを言ってしまいます。
①笑顔
②声の大きさ(トーン)
③会話のテンポ
この3つが重要になります。
馬越の治療院でやってる問診方法は、いたってシンプルです。
シンプルな事を徹底してやるからベストパフォーマンスが出せる。
これこそが本当の『シンプルisベスト』そんな風に考えています。
この3つがなかったらどうなるでしょう?
■ ①笑顔
問診だけでなく受付さんの笑顔がなかったら?
入った時の印象は圧倒的に悪くなります。
どれだけ良い治療をしても、次に来たいと思ってもらえないかも知れません。
問診の時も先生が笑顔じゃなくてムスッとしていたら?
患者様に「次も来たいなぁ」と思われる確率が下がってしまうのではないでしょうか?
自分は大丈夫、と思っている先生。
一度で良いので鏡を見ながら問診をしてみてください。
真剣な顔は意外と恐い顔になっていることが多いです。
治療院にスタッフのいらっしゃる先生方は、本当に一度で良いのでスタッフの皆と鏡を見ながら問診の練習をしてみてください。
かなり効果的なトレーニングになります。
■ ②声の大きさ
皆様は声の大きさがどれだけ大事かを考えたことがおありでしょうか?
人は声が聞こえないことにどれだけのストレスを感じるか?
考えたことはおありでしょうか?
例えば、少し遠くで自分の方を見て二人組の女性が笑いながら話している。
内容は聞こえません。
この時、
「なんか自分が笑われてるのかな?」
そんな風に思ってしまった経験はありませんか?
でも実際の会話の内容は
「今日のご飯美味しかったねー」
「最近彼がね・・・」
と言うような会話です。
普通に聞こえていたら何も気にしない内容。
でも聞こえないから気になって仕方がなくなります。
問診でも、聞こえないことに対する患者様の不安は計り知れません。
でも患者様は声が小さいことに対して「もう少し大きな声で話してください」とは言いにくい。
テレビを見ていてもテロップがでます。
「今の聞き取れなかったな」と思ってもテロップが出るから分かることもあります。
声の大きさ。
これは実際に聞かなければわかりにくいかもしれませんが、運動部のような体育会系のノリの叫ぶような大きな声とは違います。
爽やかに大きな声で。
そうすることでトーンも改善できます。
■ ③会話のテンポ
3つ目が会話のテンポです。
問診中のテンポは本当に大事です。
早口では聞き取りにくいし、ゆっくりすぎても自信がないように見えます。
自分を客観的に見る必要があります。
テンポが悪いと話を聞いている側は耳に入りにくいです。
3つとも練習することで改善される。
①笑顔
鏡を見ての笑顔の練習してみて下さい。
②声の大きさ
院でBGMをかけた状態で声を出す練習してみて下さい。
③会話のテンポ
スムーズに話せるようになるような練習してみて下さい。
できない理由が必ずある。
笑顔ができないのは笑顔の出せる職場環境ではないのでしょう。
声が出ないのは自信がない。
失敗したら怒られる。
そんな不安な環境にあるのでしょう。
テンポが悪いのは問診で話す内容がしっかりと決められていないのでしょう。
治療院経営者の先生。
上司の先生。
この3つを改善できる方法を一緒に考えてあげてみてください。
もちろん自分自身の改善もしてみてくださいね。
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