「時代が変わる時は前の時代に引き戻す人が現れる。」
「いつ終息するんでしょう???」とニュースでコメントをしている人の話をよく聞きます。
ただコロナが登場して、もう1年が経ちます。
まだ緊急事態宣言も出ていて終息する気配も正直なところ見えません。
「いつ終わる?」と考えることで、すでに「待つ」という受け身になっています。
いつ終息するのか?と考えてしまっている人は
感覚として「これが終わってまた元の世の中に戻る」と考えています。
でも恐らく完全に元通りにはならないのではないかと思います。
コロナにより新しい時代が始まりました。
用意、スタート、パーンの「パーン」が聞こえている人と聞こえてない人に分かれます。
「いつ終わるのだろう」と言ってる人は「いつ前の状態に戻るのでしょうね」と言ってるのと同じで、
「パーン」は聞こえません。
手洗いうがいをしなくても良い、マスクも取れて、検温も消毒もしなくていい、そんな日々がまた来ることを待ち続けます。
一生かけて待ち続けたら、もしかしたら来るかも知れません。
でも可能性は低いです。
現状を考えると完全に前の生活に戻ることはありません。
実はこれと似たことが明治維新の時にも起きています。
明治維新が始まって最初の10年間は
「大政奉還で何かしたようだけど、そのうちまた武士の時代に戻るに違いない」
と思っていた武士が大勢いました。
彼らを西郷隆盛が率いて西南の役になりました。
その一方で海外を見てきた者たちがいました。
日本は江戸時代の間に、世界の中で260年間、時間が止まっていました。
海外を見てきた者からすると今すぐになんとかしないといけない状況です。
攘夷とかちょんまげとか言ってる場合ではありませんでした。
海外を見てきた者は世界の時間が進んでるんだから自分たちも進まなきゃと考えます。
ここで差がつきます。
動ける人と動けない人に分かれます。
変化する人としない人がいる
私たちは10年ほど前に治療院のコンサルティングを始めました。
本当に数多くの治療院を見させていただきましたが
その当時私たちでは当たり前のようにやっていた予約優先制を、どの治療院も行なっていませんでした。
今現在、私たちの治療院が患者様の予約を取らずに
「また来てくださいねー」
とだけ言って患者様任せのリピートにしていたらと思うとゾッとします。
きっと今のように患者様は多く来院されません。
回数券は1店舗目から
VIP会員制も4店舗目から導入していたので
見に行った治療院が単発だけで取り組まれている治療院だと
「なぜ導入しないのだろう?」と思いながら見ておりました。
そこには今のままでも大丈夫、
他もそうだから
うちには予約はちょっと難しい
などと言って「ちょんまげ」のまんまの人たちがいたのでしょう。
結局動いた人たちが一番強い
コロナだから
いつか終息するからと
止まっている企業や人が多い中で
私たちは動き始めました。
今の現状で動いてること。
これは本当に強いです。
時には立ち止まることもは必要でしょうが
長く立ち止まってはいられません。
自分のちょんまげをバッサリ切って進むことの方が大切です。
今動いていることで
また業界の先端をいくことになるでしょう。
位置について、ヨーイ、「パーン」
先生方には聞こえていますでしょうか?
動き出していきましょう。
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