治療院でのコミュニケーションで最も大切なこと
コミュニケーションについては、本当にたくさんの本が出されていて色んな事が書かれています。
それはコミュニケーションで悩む人が多いからではないでしょうか。
治療院経営も例外ではありません。
コミュニケーションにおいて、大事なことはたくさんあります。
多くの治療院スタッフと接してきて『私たちが感じた』コミュニケーションで一番大切なことをお話しします。
その前に皆さんに質問です。
「コミュニケーションとは○○だ」
もし皆さんがこんな質問を投げかけられたら『○○』には何という言葉を入れるでしょうか?
「触れ合いだ。」
「愛だ。」
「会話することだ。」
「心のキャッチボールだ。」
本当に答えはたくさんあるかと思いますし、全て間違いではないと思います。
一体何が一番大切なのだろう。
治療院全体で120人以上のスタッフの人たちがいてくれて学ばせてもらったコミュニケーションで一番大切なことは『頻度』です。
自分は1人治療院だから関係ない。
スタッフがいないから関係ない。
それは違います。
コミュニケーションは関わるすべての人に当てはまります。
スタッフ。
家族。
友人。
そして患者様にも当てはまります。
具体的に説明しましょう。
私たちの治療院では、患者様が来院されてから治療を受けられてお帰りになられるまでが『治療時間だ』と言っています。
施術時間だけが治療時間ではなくて患者様が来院されてからの元気な挨拶。
これだけでも患者様は元気になられます。
誘導時の明るく元気な声。
これでも元気になってもらえます。
そして施術。
そしてお会計にお見送り。
この際もどれだけ言葉をかけられるか。
この意識がとても大切です。
施術中だけ話すのでは意味がありません。
治療院に来られてから出て行かれるまで、ずっと何かしらのコミュニケーションをとる意識が大切になります。
多少忙しい時もあるのでなかなかできない時もあると思いますが、常にコミュニケーションを取ろうとすることで患者様の満足度は全然変わってきます。
スタッフの方がいる先生も一緒です。
月に1回、仕事後の飲み会。
それもものすごく良いことですが、それよりも1日のうちで何度声をかけられたかの方が大事なんです。
そうやってちょっとずつのコミュニケーションをしっかりと取っておくと、ここぞという時の大切な話もスタッフもしやすくなりますし、先生から話したいことがあるときもしやすくできます。
話す内容はなんでも大丈夫です。
「あなたに関心がありますよ。」
ということが伝われば大丈夫です。
自分でコミュニケーションの頻度が少ないなと感じられた先生。
意識するだけで変わります。
治療院を通して関わるすべての人に当てはまるコミュニケーションの頻度。
少しずつ上げていきましょう。
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